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​次世代育成プロジェクト

 NPO法人 P-Spread Japanは『SOMETHING SPECIAL』をモットーに、子どもを中心に据えたチーム養育の実践を目指し、様々な次世代育成事業を行うことを目的とした次世代育成を実現します。

子どもたちは豊かな個性と無限の可能性を秘めてこの世に生を受けます。そしてその子どもたちは、親や親の代わりとなる養育者の所有物ではなく、大切な社会の一員であり、かけがえのない特別な存在です。私たちは常に子どもたち一人ひとりの利益を優先し、できるだけ多くの人・専門職種の人間が子育てに協力して取り組み、子供たちが描く夢の質の向上に努めていきます。

また、Professional(専門性)、Psychiatric Care(精神的ケア)、Parenting(子育て)、Pioneer(開拓者、パイオニア)、Project(プロジェクト)、Program(プログラム)など、多くの “P” を広めていくために、いろんな事業を通じて、日本の次世代を担う人間を育てていくための活動を進めていきます。

 基本理念

Child Centered TEAM Support(子どもを中心に据えたチーム支援)

 Child Centered TEAM Supportとは、全ての子どもを「特別で大切な存在」と位置づけ、特に困難を抱える子どもを「特別な子ども=スペシャルキッズ」として大事に育てることを主な目的に、その子にとって具体的で有効な支援を、多職種からなるチームで力を合わせて行う、チームケアのことをさします。子どもたちは未来を担う希望の種であるという意味で特別であり、将来立派な社会の一員に成長するために特別に手をかけて育てることは、社会を成熟したものに育てていくためにも不可欠と考えます。

※スペシャルキッズの定義

 私たちが主に支援していくのは、発達障がいのある子どもや、虐待を受けたり不適切な養育環境に育ったため精神的障害を抱えている子どもなど、目に見えない障害や困難を抱え、社会や家庭の中で苦しんだり不適応を起こしている子どもです。言い換えると、逆境や逆風に立ち向かう境遇にある子ども、ということができます。不登校児などうまく社会に適応できていない子どもも支援対象に含まれます。

 基本方針5か条

 ☆私たちは全ての子どもたちへ豊かな個性と無限の可能性を支援します

 ☆子どもが豊かな人間性を育めるような家庭や社会の環境づくりを推進します

 ☆私たちは子どもたちを誰かの所有物ではなく、大切な社会の一員と考えます

 ☆私たちは常に子どもたち一人ひとりの利益を優先し、子どもを中心に据えたチーム養育を行います

 ☆虐待の連鎖を断ち切り、児童福祉の質が少しでも向上するために活動を進めます

専門的子育てサポート
 子育てサポートステーション “オレンジハウス”、”カボスハウス” では児童福祉法に基づき児童発達支援事業及び放課後等デイサービス事業を運営します。医療機関等で自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障がい等の診断を受けた就学前後のお子様とご家族に対し、発達の特性を丁寧に評価し、計画立てた専門的な支援を行います。発達支援は、医師による診断評価やアセスメントをもとに、専門スタッフが個別の療育計画をたて、行動療法や各種支援プログラム等の専門的な療育プログラムを参考にした独自で質の高い療育を提供いたします。​
【具体的な対象例】

 ○発達障がい(自閉スペクトラム症障がい児・者、AD/HD、学習障害ほか)

 ○児童養護施設や里親家庭、ファミリーホーム等で育つ子ども

 ○親や家族をなくした子ども

 ○トラウマを抱える子ども、被虐待児

 ○不登校児、十分社会適応できていない子ども

 ○子育てに何らか阻害する特性を持つ子ども

 

【主方針】

 ○子供の健全育成を支援する

 ○児童支援ネットワーク管理機関として機能し、研究・啓発及び専門家の育成に努める

 ○児童養護施設や里親を中心に、発達障害や被虐待体験を有する要保護児童の再養育を支援する

 ○定期的にきちんとしたアセスメントを行い、明確な目的をもった養育をする

  →ILP(Individual Life Plan)の作成

 ○欧米に学びながらも、日本の文化の中に新しい日本独自の「養育する姿」を構築する

 ○各種支援プログラムの成り立ちに学び、新たなプログラムとして日本の文化に根付くものをつくる

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